ALAIN BLOG

大事にしている考えを発信しつつ日々の活動を記録していきます

"あなたにピッタリ"な保険は実はピッタリではない

ぎりぎり1か月ぶりとはならず。。

2月末の法人契約の不備解消、確定申告、事務所立ち上げ等々イベントが重なりかけておりませんでした。移動中なので書きます!

 

今日のタイトルは"あなたにピッタリ"はピッタリではない、ということについて。

 

先日保険の商談をしていて久々に難しいクライアントにあたりました。

どうやら調べることが大好きなこの方は私の提案したプランを1つずつきっちりネットで調べてくださり、そのすべてのデメリットを確認されたそう(たまにある笑)。

さらにはネットの評判が良いものを比べて逆提案までして頂ました。

 

面倒だなぁと思うわけなく、むしろ感謝です。まじで。

全然知らない保険商品の良さを教えていただきました。

(だいたいかなり特殊な部分を虫の目でお伝えいただくパターンですが)

 

 

ただ、これでお客様のおっしゃることを真正面から受けることはしません

それではただの保険の『販売』であって『営業』ではないからです。

しっかりと私の考え方を伝えさせていただき最終的にご契約お預かりしました。

 

お客様の行われたことはWEBで"自分にピッタリ"な保険を探されたわけですが、

実はこの"自分にピッタリ"というのは非常に難しく、時には悪ともなりうる考え方なのです。

 

お客様の主張はこうでした

・がんが心配なのでその保障が欲しい

→心配なガンは〇〇で実際の治療費は〇〇円くらい(保障ピッタリ)

→これを持つためには〇〇生命が一番安い!(値段ピッタリ)

→ご提案していただいたプランの半額くらい!!(自分ピッタリ)

 

非常にあるあるです。

一部の隙もないくらいピッタリな保険ですね。

 

WEBで検索すると色々な情報があふれています。

・高額療養費制度があるから医療保険はいらない

・結婚するまで死亡保障は葬式代くらいでよい

・保険料は月額5000円以内に抑えるべき(本もあります笑)

 

最近では保険の解約だけ専門でやるFPもいるとか。。

聞く限り保障の代替もせずコンサルフィーをもらうとのこと。

これに関しては何がしたいのかわからないですが、

ビジネスとして成立していても...と思うわけです。

 

WEBメディアにせよ、本の出版にせよいずれもコストカットの訴求ですね。

目的は当然、WEB流入数の増加や本が売れること、というためなので

手に取ってもらいやすいタイトルや内容のものが多くなるわけです。

 

保障はより手厚いほうがよい!

保険にはなるべくお金をかけるべき!

なんて記事や本は見たことがないです笑

 

 

 

でもコストカットやサイズダウンをして自分にピッタリなものって実は不便だと思うのです。本当に必要なのは少しの"余裕"

 

 

 昔テレビで冷蔵庫のドアを開けるとカーテン状にサランラップを貼っている主婦の方がいました。素敵な発想でしたがどうみても食材を取り出すのに手間がかかり、ドアを長時間あけまいとドアの開け閉めをすごい速さでやっていらっしゃいました笑

そのほかにも腰に手を当ててコンセントをマメに抜き差し、陽のあまり当たらない部屋にも関わらず電球の数を半分にしていました。

 

コストカット改め主婦の節約術なわけですがこれによって余裕はなくなっていました。

冷蔵庫のドアはバンバン閉められ、腰は曲がり、暗いことで目も悪くなる、かもです。

 年間の節約金額も記憶してないですが数千円の節約になるかも~くらいでした。

 

 

 

確かに節約は大事ですがそれに伴う犠牲が見えていないわけです。

負担となる節約をするくらいならいっそのこと無駄遣いして幸せな方が良い。

 

これがピッタリではなく、ちょっとの余裕を持たせることの大切さです。

話が脱線しましたが保険の話に戻しましょう。

 

 

なるべく安く、最低限の保障を選ぶ!という思考になってしまうと

どうしようもない(どっちつかずな)保険を選んでしまうことになります。

 

・病気になっても保障としては不十分

 (治療費はギリギリ賄えても収入減はカバーできない)

・数ある保障の一部しかカバーできていない

 (死亡保障だけ。ほかの保障は一切考えられていない)

・貯蓄性も最低限、学資代わりにもならないし

 (銀行に預けるよりまし、程度に感じている)

・老後の足しにする金額でもない。。

 

 

 

貯蓄については保険の主たる役割ではないので割愛しますが、

私は保障だけは保険にしかない機能として重要視しています。

 

お客様で保障性の商品にご加入いただけない方には

私は貯蓄性のある保険商品を売ることはないです。

 

保障もお客様が想像しているより余裕をもって大きく設定します

備えあれば憂いなし、大は小を兼ねるものです。

特約で細かく設定するのではなく主契約で大きく、のイメージですね。

病気になってお金おりすぎたぞ!って怒られることはないでしょうから。

 

 

ピッタリは実はピッタリじゃない。 

洋服だってそうです。ピッタリのものを買ったら首は締まるし脇下はきついししゃがむと膝が痛くなるわけで。

携帯も通信料1GBとかにすると必要なタイミングで通信制限がかかってしまう。

 

無駄とピッタリの隙間にちょうどいい余裕ができます

これを自分は遊びと呼んでいるのですが、

保険契約にも遊びは必要なのではないでしょうか。

 

遊びに価値を感じていただけるように商談しましょう。

 

最近セミナーの依頼が多くてうれしいです!^^

来週は大阪でも初めてのマネーセミナー。

気合入れていきまっせ!笑

 

まとまりない文章ですみません。

ほぼ校正していないのであしからず笑

 

 

 

 

明日も実行あるのみ。

明日も思考あるのみ。

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桂 雄人アラン(かつら ゆうとあらん)

91年フランス=パリ生まれ。
高校で来日し、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。
新卒で株式会社電通に勤務し金融クライアントを担当。
2016年に営業職として保険代理店に転職後、独立。
個人・法人を問わず全国の顧客の金融相談を受ける。
2018年度 MDRT会員(COT基準達成)。

FB:https://www.facebook.com/yuto.charmaison

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